イギリスの製薬大手グラクソスミスクラインが
新型コロナウイルス感染症の治療薬として厚生労働省に
製造販売承認申請を行った。
「ソトロビマブ」は点滴静注で酸素療法を必要としない
軽症・中等症かつ重症化リスクが高いと考えられる患者に
投与できる。
承認されれば治療薬としては抗ウイルス薬のレムデシビル、
ステロイド薬のデキサメタゾン、関節リウマチ薬のパリシチニブ
、抗体薬の抗体カクテルに続く5番目の承認薬となる。
軽症者向けの飲み薬がまだ承認されていないが、ファイザー製薬
と塩野義製薬が開発中だ。
感染初期に投与できる、入院出来ない患者への軽症者向け飲み薬
の承認が急がれる。