今朝の毎日新聞の朝刊の一面に掲載されていた見出しに
消防「幽霊団員」に3億円と大きく出ていた。
年間一度も出席がない消防団員のことを幽霊団員と呼ぶらしい。
毎日新聞が「幽霊団員」の存在を把握しようと人口10万人以上の
264都市を対象に2018、2019年の活動についてアンケート調査。
活動記録が残っていない団員が116自治体に計4776人おり、支払
総額は3億1427万円にのぼったとのこと。
アンケート対象は人口10万人以上の自治体だったことから津島市
のように人口が10万人以下のところは含まれていないため、
全国的にみれば3億円どころの話ではない。
また、報酬を個人に渡さずに団員旅行や物品購入などに充てて
いる問題は政府も把握している。とも掲載されていた。
平成27年には総務省から各自治体に「報酬は個人に支払うもの」
との通知を無視していることになる。
津島市でも昨年に大変な問題となり今年度からは団員本人の
確認を得て一部個人へ支払っている。
いずれ問題となるということはわかっていたが、津島市が問題に
なって一年後に新聞に掲載とは・・・
このようなことはリーダーが一言決断すれば簡単なことだ。
議会や新聞に言われなくても自浄能力できる強力なリーダーを
求む。