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不足する回復期病床

2016.02.17

名古屋市の外部監査人は17日、市の病院事業の監査結果について

名古屋市長らに報告した。

監査結果では、2025年に市内の病院などで回復期病床が

約5,500病床不足すると指摘した。

この課題に対し、愛知県や他の医療機関と連携し、市立病院が

果たすべき役割を明確にすべきだと意見した。

回復期病床とは・・・ 病気発症または手術後から2ヶ月以内の

「脳血管疾患」や「大腿骨頚部骨折等」の方やこれらに準ずる方に

対して集中的なリハビリテーションの実施により家庭・社会復帰を

目指す病床。

病床の種類は主に急性期病床と回復期のような「慢性期型」の

長期入院できる病床に分けられる。

病床数や種類は自治体単位で決めるのではなく愛知県内に12ヶ所

ある「医療圏」に分けられる。

津島市は「海部医療圏」に分類される。

4市2町1村の病床をもつ医療機関での調整をする。

海部医療圏でも急性期病床が多く慢性期(療養型)が不足している

と言われている。

今後どういった病棟の数になっていくかわからないが見守っていたい。